関西経済同友会は25日、2026年5月に任期を終える大林組副社長の永井靖二代表幹事(67)の後任に、JR西日本会長の長谷川一明氏(68)を充てる人事を発表した。ペアを組む日本生命保険副会長の三笠裕司氏(62)とともに、大阪・関西万博後の経済活性化に向けた議論をけん引する役割を担う。
05年の尼崎JR脱線事故後に、JR西日本出身者が関西財界トップに就くのは初めて。長谷川氏は大阪市内で記者会見し「企業としても個人としても安全、安心が最大のテーマだ」とした上で「関西経済の発展に貢献したい」と述べた。
代表幹事は2人体制で2年務めるのが慣例となっている。





