多くの官公庁や企業で26日、2025年の仕事納めとなった。本年度はクマによる人的被害が過去最多を更新し「災害級」と指摘されるほど。自治体判断で発砲が可能になる「緊急銃猟」を導入するなど環境省は新たな局面に。対応を迫られた職員は「必死だった」と振り返る。コメ価格の高止まりで、農林水産省は対策に追われた。大阪・関西万博に沸いた大阪市も年の瀬を迎え、渦中の企業も目まぐるしい締めくくりとなった。
全国でクマの出没が相次ぎ、4月以降の犠牲者は過去最多の13人に。環境省自然環境局の職員は「現場で奮闘する自治体職員の負担を減らすため必死に対応した」と話した。








