2025年の岐阜県高校野球回顧の後編は、名将を継いだ高橋正明監督率いる大垣日大の活躍、中京と岐阜第一の新監督就任、プロ選手輩出への期待や、岐阜県高野連の新たな取り組みなど、2026年への躍進を期待しながら振り返る。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
◆名将阪口を継ぐ高橋監督の大垣日大が今秋東海4強で、来春の2年連続センバツ出場が有力
2025年の岐阜県高校野球の幕を開けたのは、名将阪口慶三監督からチームを引き継ぎ、わずか1年でセンバツ出場を果たした高橋正明監督率いる大垣日大だ。
前年秋の東海大会を14年ぶりに制し、神宮の舞台も経験した大垣日大。選抜本番では2年生エース谷之口翔琉の故障というアクシデントもあり、初戦の西日本短大付(福岡)に0―6で敗退を喫した。センバツの借りを返すべく挑んだ夏も岐阜大会3回戦で岐阜県ナンバーワン右腕の帝京大可児・富田櫂成に0―1で完封され、2年ぶりの春夏甲子園はついえたが、秋は自慢の4人の左右の投手陣が躍動し、岐阜県を2連覇した。...









