【サンパウロ共同】ベネズエラ国営メディアは30日、2025年の軍による麻薬取り締まり実績について報道し、密輸などに使用された100隻超のボートや計52トンの麻薬を押収し、密輸に関与した約2千人を拘束したと明らかにした。
政府や軍が麻薬対策に注力する姿勢をアピールし、麻薬の取り締まりを理由に圧力を強める米国の批判をかわす狙いがあるとみられる。
トランプ米大統領は29日、麻薬を積み込む港湾地域を攻撃したと認めた。麻薬の密輸とマドゥロ政権との関係を否定するベネズエラ政府は、米国の地上攻撃に対する見解を出していない。






