羽田空港で2024年1月に日航機と海上保安庁機が衝突し海保の5人が死亡した事故から2日で2年となった。これまでの調査で海保機が滑走路に誤進入したのが主因とみられており、再発防止が重要課題。国土交通省は即効性のある対策として、滑走路上の警告灯の導入を急ぐ。管制官不足解消といった恒久的対策も不可欠で、空の安全の確立は道半ばだ。
警告灯は「滑走路状態表示灯(RWSL)」と呼ばれる。国交省によると、直径約30センチで、誘導路や滑走路に15〜30メートル間隔に並べて埋め込む。レーダーなどで機体を検知し、自動で点灯・消灯する。滑走路を横断する機体があれば、赤い照明が路面に沿って点灯し、離着陸機へ警告を示す。
国交省によると、新千歳や大阪(伊丹)、福岡、那覇の各空港で約10年前から導入が進んだ。有効性が高いとみて、羽田に4本ある滑走路のうち、事故現場のC滑走路で24年10月から設置を始めた。27年度の使用開始を目指す。AとBの滑走路を含め、約1500個の警告灯を設ける。









