栃木県立高で生徒が別の生徒に暴行を加えているとみられる動画が交流サイト(SNS)に投稿された問題を巡り、県や高校への抗議や苦情が殺到している。同県の福田富一知事は6日の記者会見で「動画を視聴し、絶句した。ひきょう者、弱い者いじめはやめろと思った」と述べた。県警は暴行事件として捜査を進めている。

 動画は、被害生徒が複数人に取り囲まれ、一方的に殴られたり蹴られたりする内容で、SNSを通じて拡散。県教育委員会の担当者や高校側は5日時点で「抗議や苦情の電話が相当数かかってきている」とそれぞれ取材に回答していた。

 福田氏は会見で、県教委や高校が把握した情報を7日までに公表するよう県教育長に指示したと明らかにした。

 県警によると、動画に写っていた加害生徒から既に事情を聴いた。暴行を加えたと認め「大変申し訳ないことをした」と話したとしている。