東海環状自動車道岐阜インターチェンジが開通した岐阜市黒野地域。未来を描く企業立地が渇望されている=昨年12月(本社契約ヘリから、撮影・堀尚人)

 昨年春、岐阜大や岐阜薬科大などが近い岐阜市黒野地域に、地域にとって悲願の東海環状自動車道岐阜インターチェンジ(IC)が開通した。IC周辺では、市が医学、薬学、工学、農学などの研究拠点である両大を軸とした「ライフサイエンス拠点」の形成を構想して企業立地を進めるが、具体的な将来像は見えてこない。産業振興だけでなく、人口減少対策の一助となり、まちづくりの要を担うような企業立地が求められる。

 黒野地域では市の青写真が見えない中でも「住民自ら動かなければ」と、黒野まちづくり協議会が中心となり、ICを活用したまちづくりに向けた勉強会などを開いてきた。住民の中には...