能登半島地震で被災した子どもたちを支援する志村知穂代表理事(左)と遠藤伸一理事=2024年11月、石川県能登町(こころスマイルプロジェクト提供)

 宮城県石巻市の一般社団法人「こころスマイルプロジェクト」が、東日本大震災で被災した子どもの心のケアを続けている。親を失い進学や就職で周囲に相談できる大人がいなかったり、犠牲になったきょうだいの身代わりを親の前で演じたりするなど、今も悩みを抱える子が多い。志村知穂代表理事(59)は「子どもは成長とともにさまざまな形で震災と向き合う。長期的な支援が必要だ」と訴える。

 24年からは能登半島地震の被災地でも支援を行っている。東日本大震災で娘2人と息子1人を亡くした遠藤伸一理事(56)は「大人でもしんどいのに、子どもはどう感じながら生きてきたのか。まだ支援のゴールは見えない」と語った。