福島、山形両県で交流サイト(SNS)を通じて知り合った10〜20代の5人の自殺を手伝ったなどとして、自殺ほう助や未成年者誘拐などの罪に問われた福島市の無職岸波弘樹被告(37)の論告求刑公判が30日、福島地裁郡山支部(下山洋司裁判長)で開かれ、検察側は懲役6年を求刑した。一連の事件で死亡したのは、このうち4人とされる。

 起訴状などによると、宮城、山形、福島、埼玉各県の男女5人を、SNSを介して「一緒に自殺しよう」などと誘い出し、山形、福島両県で2024年6月〜25年1月、練炭やテントを準備し自殺を手伝ったとしている。うち福島県の当時17歳の少女へは未遂で終わった。