【開催報告】 「青の洞窟」リブランディング&2026年春新製品 記者発表会を開催




日清製粉グループの株式会社日清製粉ウェルナ 取締役社長:岩橋 恭彦は、2026年2月3日(火)、東京都千代田区の神田スクエア2階「SQUARE HALL」にて、「日清製粉ウェルナ 青の洞窟リブランディング&2026年春新製品 記者発表会」を開催しました。
本記者発表会は、「青の洞窟」ブランドのリブランディングおよび2026年春に向けた新製品の発表を目的として実施されたもので、各種メディア関係者が来場しました。

 

 

事業戦略

 


 

 

岩橋社長は、日本におけるパスタ市場を取り巻く環境の変化から話を始めました。日本人一人あたりのパスタ年間消費量は、1980年代以降の食生活の多様化を背景に長期的な増加傾向にあり、近年においてもライフスタイルや社会環境の変化を受けて堅調に推移していると説明しました。さらに、単身世帯や共働き世帯の増加、内食・個食の進行といった社会構造の変化により、時短・簡便性へのニーズが高まっていることに触れ、こうした環境変化がパスタ市場の拡大を支えているとの認識を示しました。

 

こうした市場環境を背景に、同社がこれまで取り組んできた事業戦略についても言及しました。その一例として生パスタに関する取り組みを挙げ、家庭用・冷凍の両分野において、生パスタならではの食感や調理価値を生かしながら、製品ラインアップの拡充と技術開発を進めてきた経緯を紹介しました。あわせて、常温・冷凍といった各温度帯における市場拡大の動きについても説明しました。

 

また冷凍食品事業については、冷凍パスタ市場の拡大を受け、高付加価値製品を通じた取り組みを進めていると述べました。同社が培ってきた製造技術と主要ブランドの強みを掛け合わせることで、冷凍食品分野においても新たな価値提供を行っている点を強調しました。

 

海外事業については、ベトナムにおける取り組みの進捗状況を取り上げました。現地の食文化や嗜好を踏まえた製品展開を進めていることに加え、家庭用製品の販売拡大に向けた動きや、11月に実施した現地での発表会の様子にも触れ、現地での情報発信を通じた認知拡大を図っていることを紹介しました。

さらに環境対応の取り組みとしては、食品ロス削減を目的としたアップサイクルプロジェクト「パスタデミライ」を紹介しました。食品ロスとなるパスタを活用した取り組みとして、協業によるプロジェクトを展開していることに触れ、事業活動と環境配慮の両立を図っていることを説明しました。

 

岩橋社長は最後に、これら一連の取り組みを通じて、国内外におけるパスタおよび関連事業の持続的な成長を目指していく考えを示しました。

 

 

 

マーケティング戦略およびリブランディングについて

 

 

 

続いて、常務取締役の伊藤俊二が登壇し、マーケティング戦略について説明しました。伊藤常務は、「青の洞窟」ブランドのリブランディング概要について触れ、これまで同ブランドが歩んできた歴史と現在の市場環境を踏まえた取り組みであることを説明しました。

 

「青の洞窟」は、家庭で本格的なパスタメニューを楽しめるブランドとして展開。お蔭様で1人前パスタソースにおけるトップブランドとしてご支持をいただいておりますが、こうした現状に満足することなく更なる高みを目指してアップデートを図りました。今回のリブランディングでは、日本におけるイタリアンの変化を踏まえ、ブランドの世界観や提供価値を改めて整理し、新ブランドステートメントを設定しました。

 

また、「青の洞窟」が持つ本格感や品質へのこだわりを軸に、商品ラインアップやコミュニケーションの整理を進め、消費者との接点において一貫したメッセージを発信していく考えを示しました。

 

 

 

 

伊藤常務は最後に、大谷翔平選手の新CMビジュアルのイメージを公開、今回のリブランディングを通じて、既存ユーザーとの関係性を深めるとともに、新たな顧客層への認知拡大を図っていく方針を示しました。

 

 


2026年春 新製品の紹介

 



続いて、取締役 商品開発本部長の東雅文ならびに各製品担当者より、2026年春に発売予定の新製品について説明が行われました。

 

説明では、2026年春の新製品開発における基本的な考え方として、「おいしさ」を軸にロイヤルユーザーの拡大を図るとともに、時短・簡便ニーズや個食化、メリハリ消費といった生活者の変化に対応した商品開発を進めていることが紹介されました。また、市場環境として、主食価格の変動や内食機会の増加を背景に、パスタの食卓登場頻度が伸長している点にも触れ、こうした動向を捉えた製品提案の重要性が示されました。

 

家庭用新製品については、常温製品と冷凍食品を合わせて60品を展開する計画であることが説明され、特に「青の洞窟」シリーズでは、ブランドの強みである美味しさに磨きをかけるとともに、電子レンジ調理対応による簡便性を両立することで、ブランド価値を更に向上していくことが示されました。また、生パスタカテゴリーでは、生パスタ専用小麦粉をブレンドした「青の洞窟 生パスタ」の発売や「マ・マー レンジで2分 もちもち生パスタ」の品質向上リニューアルとラインアップ追加により、生パスタ市場の更なる活性化を目指すとしました。

 

冷凍食品分野では、冷凍パスタ市場の拡大を背景に、同社が持つ製造技術とブランド力を掛け合わせた付加価値製品の拡充を進める考えが示されました。あわせて、業務用新製品については、人手不足という課題に対応するため、時短・簡便・即食を実現する製品を中心に開発を行っていることが説明され、現場の負担軽減と品質の両立を図る取り組みが紹介されました。

 

 

 

 

 

リニューアル後の『青の洞窟』パスタソースは、それぞれのメニューならではの“おいしさ”を追求することを軸として、品質をリニューアルしました。ボロネーゼにおける大満足な肉量と旨味、カルボナーラにおける濃厚な卵黄のコクなど、ソースごとに重視されるポイントを明確にして、美味しさを追求しております。また、高まる簡便ニーズに対応し、「青の洞窟」ならではの本格的な味わいをレンジ調理でもっと手軽に楽しめるようにしました。

 

 

 

 

新発売となる「青の洞窟 生パスタ」は、「青の洞窟」ブランドの世界観を生パスタで表現したシリーズです。弾力感のある生パスタらしいもちもち食感により、パスタソースとの一体感を追求しています。フェットチーネやリングイーネなど、ソースの絡みやすさを考慮した形状を採用し、「青の洞窟」パスタソースのコクや奥行きのある味わいを引き立てます。

 

 

 

 

「マ・マー レンジで2分 もちもち生パスタ」は、電子レンジ調理で手軽に楽しめる点を特長とする生パスタシリーズとして、このたびリニューアル・新発売します。短時間調理という利便性はそのままに、より生パスタらしい“もちもち”とした食感を向上させるとともに、風味もより良く改良し、さらにおいしくなりました。

 

 

 

 

家庭用冷凍カテゴリーでは、調理の手軽さと味わいの両立を軸に商品展開を行っています。「青の洞窟 Piccolino」は、トライアルしやすいエントリーラインとしながらも、本格的なソースの旨味や香りを楽しめる冷凍パスタとしてラインアップしています。一方、「マ・マー ソテースパゲティ」は、炒めた香ばしさを更に感じていただけるよう、具材を炒める工程において加熱時間を延ばしながら、火力も上げたことで、より炒め感を感じられるようになりました。いずれも家庭での多様な食シーンを想定し、日常使いから食事の満足感まで幅広く対応する家庭用冷凍カテゴリーの提案として位置付けています。