パナソニックのロゴマーク=2019年11月

 パナソニックホールディングスは4日、構造改革の一環として実施している国内外での人員削減が1万2千人規模に達する見通しだと明らかにした。当初の計画では約1万人としていたが、早期退職の希望者が想定を上回った。改革費用が膨らみ、2026年3月期の連結純利益予想を従来の2600億円から2400億円に下方修正した。

 オンラインで記者会見した和仁古明取締役は、人員削減について「何ら混乱がないと言えばうそになる。生産性向上を各職場で議論している」と話した。

 同時に発表した25年4〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比8・1%減の5兆8837億円、純利益は56・6%減の1252億円。米国の電気自動車(EV)の市況悪化に伴い、車載電池の販売減などが響き、減収減益となった。和仁古氏は、今後のEV市況について「緩やかな回復を想定している」と語った。