【イスタンブール、ワシントン共同】米国とイランの政府高官が6日、オマーンの首都マスカットでイラン核開発問題を協議した。オマーン外務省によると同国を介した間接交渉となった。昨年6月のイスラエルによるイラン攻撃や米国のイラン核施設攻撃後で初めてで、8カ月半ぶり。米軍が中東海域に大規模戦力を展開するさなかの協議で、双方が歩み寄り軍事的緊張の緩和につながるかどうか注目される。
オマーン外務省によるとバドル外相が、米国のウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏、イランのアラグチ外相とそれぞれ個別に会談した。
ホワイトハウスのレビット報道官は5日、トランプ氏には「外交以外にも多くの選択肢がある」と述べ、軍事行動の可能性を示唆。イラン外務省のバガイ報道官は「米側が現実主義に基づき真剣に交渉に臨むことを期待する」と述べた。
米国はウラン濃縮を含む核開発の全面停止を要求。イランはウラン濃縮度に上限を設けるなど一定の制限は受け入れる構えだが、米国が求める恒久的な濃縮停止は拒否する構えだ。










