スキャンダルを乗り越え、今大会2個目の金メダルを奪取した。11日に行われたバイアスロン女子15キロでジュリア・シモン(フランス)が優勝し、混合24キロリレーに続いて2個目のタイトル。昨年、窃盗などの罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた29歳のシモンは「多くの感情が巻き起こった。自分を誇りに思う」と表彰台で感極まった。

 狙った的は外さない射撃を武器に8日の混合リレーではアンカーを務め、全て的中させてフランスの2大会ぶり制覇に貢献した。女子15キロでは1発のミスにとどめ、力強い滑りを披露。2位の選手に50秒以上の大差をつけた。

 英メディアなどによると、今大会でも代表になった同僚らのクレジットカードを使ってインターネットで繰り返し買い物をしたとして、窃盗などの罪に問われた。フランス連盟からは12月までの短期間の出場停止処分を受けたが、五輪出場は認められた。

 強いメンタルを発揮したシモンは「スポーツにだけ集中した。自分の射撃をより理解でき、スキーでも粘り強くなった」と誇った。(共同)