【ワシントン共同】米中央軍は12日、米軍がシリア南部のアルタンフ駐屯地からの撤退を11日に完了したと発表した。駐屯地はこれまで過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦の拠点として使用してきたが、ロイター通信によると、シリア軍側に引き渡した。

 中央軍のクーパー司令官は声明で、米軍が引き続きISに対処する態勢を維持しているとした上で「テロ組織の再興を防ぐため、パートナー主導の取り組みを支援する」と表明した。

 米軍はIS掃討でクルド人勢力主体の民兵組織シリア民主軍(SDF)と連携してきたが、シリア暫定政府は1月、SDFとの統合に関する新たな合意を発表した。トランプ政権はシリア復興に向けて暫定政府と協力を進めている。