ミラノ・コルティナ五輪スノーボード男子ハーフパイプの戸塚優斗(24)と平野流佳(23)を足元で支えるのが、同学年で少年期から競い合った元選手の口寸保頼央さん(24)だ。2年前に現役を退き、今は2人の板づくりを担う。自身は立てなかった大舞台。同学年のかつてのライバルは「結果を次につなげる」と意気込む。
出会いは小学校低学年の頃。「ライバルの感覚は強かった」というが、他の選手の滑りを一緒に研究し、映像を撮り合って意見を交わした。
戸塚は18年平昌と22年北京、平野流は北京に出場した。口寸保さんも国内トップレベルで戦ってきたが、五輪はかなわなかった。「2人を応援はしていたけど、悔しかった。」と打ち明ける。
24年3月まで現役を続け、「スノーボードをやってきた年月を無駄にしたくなかった」とスポーツ用品メーカーに入社し板の開発に携わるようになった。使用感を2人から聞き取り、自身が選手時代に培った視点で調整を重ねる。
「結果が出ても出なくても僕がやることは変わらない」。口寸保さんの目標は2人と同じく頂点だ。(共同)








