ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(29)はいつでも自分のスタイルを貫く。ヒップホップ音楽から学んだ生き方だ。今回の五輪、個人ノーマルヒルで8位に終わったが自然体を崩さず、14日(日本時間15日未明)の個人ラージヒルで金メダルに挑む。
W杯を本格的に転戦した2016〜17年シーズンは一度も30位以内に入れなかった。むき出しの思いを歌詞に込めた曲を耳にし「これだけ自由でいいんだ」と衝撃を受けた。競技の厳しさより面白さを、ファッションなどの好みを積極的に発信するようになった。
日本を代表するヒップホップアーティストの一人、AK―69さんとは19年にSNS経由で「AKさんの曲は脳に効きますね」とメッセージを送ったことをきっかけに親交を深め、ライブにも足を運ぶ。
AK―69さんに感化され、近年はエンターテインメントとしての可能性を追求。世界最長ジャンプ挑戦などの活動につながった。
AK―69さんは「音楽でもスポーツでも、自分を突き詰めるのがイケてるやつ。陵侑は自分の世界を持っている」と評価する。(共同)







