本人も予想外の2冠達成だろう。15日のアルペンスキー女子大回転は、地元イタリアのブリニョネがスーパー大回転に続いて制した。負傷からの戦列復帰後、半月余りで臨んだ祭典で、信じられないとばかりに頭を両手で抱えた。
「地形の変化に賢く対応しようと思った」と振り返った通り、うねりのある斜面に吸い付くような滑りを見せた。1回目でトップに立ち、2回目はさらにリードを広げてゴール。「トラ」の愛称を持つ35歳のレーサーは、力強く、しなやかにスキーを操った。
昨年4月に負傷した左脚は完治しておらず「この痛みが続くようなら現役を続けられるか分からない」と明かす。無理を押して出た一世一代の舞台で底力を発揮した。(共同)










