アルペンスキー女子スーパー大回転で金メダルを獲得し、国旗を掲げて喜ぶイタリアのフェデリカ・ブリニョネ=12日、コルティナダンペッツォ(ロイター=共同)

 【ミラノ共同】開催国の躍進が目覚ましい。15日の大会第10日を終え、イタリアはメダル総数が前回大会を5個上回る22個に到達した。同国の冬季最多だった1994年リレハンメル大会の20個を超え「金」8個も新記録。地元紙の1面は「世界が脱帽」「記録的」との見出しが躍り、大きな熱狂をもたらしている。

 「地元五輪に出場できるのは光栄なこと。そこで金メダルを取れるなんて」。12日のアルペンスキー女子スーパー大回転を制したのは、開会式の旗手を務めたブリニョネだった。表彰式では国旗が揺れる客席へ両手を突き上げ、観戦した大統領から抱擁で祝福を受けた。

 リュージュは地の利を生かした。新設会場のコースに慣れるため国際大会を見送ってでも練習を積んで2種目制覇した。

 イタリア・オリンピック委員会は夏を含めて国内3カ所に強化拠点を設置。近年は大学と連携し、科学面に力を入れてきた。ブリニョネは「4年間、イタリアはウインタースポーツに多大な投資をしてきた。そのおかげでより良い練習ができるようになった」と感謝した。