ショートトラック女子1000メートルで金メダルを獲得し、喜ぶクサンドラ・フェルゼブール。2冠となった=16日、ミラノ(共同)
 男子1500メートルで優勝したイエンス・ファントワウト(右)=14日、ミラノ(共同)

 スピードスケート王国のオランダが、ショートトラックも席巻している。16日までの男女の個人2種目ずつを全て制覇。女子2冠の24歳、クサンドラ・フェルゼブールは「チームにとって素晴らしい大会になっている」とうなずいた。

 400mの周回で争うロングトラックが圧倒的な強さと人気を誇り、前回の北京五輪まで金48個を含むメダル133個と抜群の実績。フィギュアなどと同じ大きさのリンクで行うショートは9個で、韓国や中国の後塵を拝してきたが、今回はイエンス・ファントワウトがオランダ男子初優勝を遂げるなど飛躍しつつある。

 台頭の兆しはあった。12年前のソチ五輪で立場の弱いショートが主戦場のヨリン・テルモルスがロングの代表にも入り、掛け持ちしながら女子1500mで「女王」イレイン・ブストに勝って金メダルをかっさらった。

 テルモルスは2018年平昌五輪も1000mで小平奈緒、高木美帆を従え優勝。今回はショート女子で過去2大会連続金メダルのスザネ・シュルティングがロングの代表にも入っている。(共同)