旧優生保護法(1948〜96年)下で不妊手術を強いられた被害者で、国家賠償請求訴訟の原告だった仙台市の千葉広和さん(77)が死去したことが18日、関係者への取材で分かった。18日に仙台市の病院で亡くなったという。
秋田県出身。軽度の知的障害があり、17歳の時に宮城県の施設に入所した。翌年、施設職員に仲間と連れ出され、説明もないまま手術を受けさせられた。2018年、仙台地裁に提訴。24年に先行訴訟が最高裁で勝訴したことを受け、千葉さんも勝訴が確定した。
「一緒に手術を受けさせられた仲間に名乗り出てほしい」との思いで、顔と実名を出して活動した。色鉛筆で山の絵を描き続け、近く個展を開催する予定だった。







