スピードスケートは男女計14種目で、日本は銅メダル3個で終えた。前回北京五輪の5個(金1、銀3、銅1)から減少し、内訳は三つ全てに高木美帆が貢献。エースに依存する構図と同時に、選手層の薄さを露呈した大会になった。
日本連盟の湯田淳スピード強化部長は「個人種目は高木だけと言えるくらいの実績」と評する。その高木も最重視した女子1500メートルは6位。団体追い抜きを含む6レース目で負担は大きかった。出場数を絞る案もあったが、戦力的に代役を立てにくい事情があった。
男子は不振で2大会ぶりにメダルなし。500メートルの新濱立也が6位で個人種目ただ一人の入賞だった。前回銅メダルの森重航は左膝痛が響いて10位。
女子500メートルで13位の吉田雪乃は苦い経験を糧とできるか。
31歳の高木は来季以降の去就を「未定」とし、団体追い抜きで主軸の佐藤綾乃は今回が最後の五輪と明言。世代交代は急務だ。全体的に中国やイタリアなどが台頭して勢力図が変化する中、日本は立て直しに向けた具体策が問われている。(共同)










