【ベローナ共同】ミラノ・コルティナ冬季五輪の22日の閉会式では、個人資格の中立選手(AIN)として競技に出場したロシア勢も入場行進した。ウクライナ侵攻を続けるロシアの選手は、国を代表する形での参加が認められなかった。それでも閉会式に臨んだ選手らは「五輪に出場できたことは幸せ」と充足感をにじませた。
「中立という立場ではあるけれど、皆が応援してくれた」。フィギュアスケート女子で6位に入賞したアデリア・ペトロシャン(18)は、コーチやフィギュアスケート連盟関係者も普段通り同行してくれたことで「プレッシャーはなかった」と語った。
国歌や国旗を使用できず、代表チームのユニホームも着られない。だが、フィギュアスケート男子6位のピョートル・グメニク(23)は「ここで競技できて本当に幸せだ」と口にした。「五輪には出場したい。これが好きなんだと分かった」と早くも次回大会への意欲を見せる。
選手らは入場行進で国名の表示されていない水色と白のダウンジャケットを着用。手には何も持たず、観客席に時折小さく手を振った。










