昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大特任教授坂口志文さん(75)は23日、かつて研究生として在籍していた愛知県がんセンター(名古屋市)で、過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」と新しい免疫医療というテーマで講演し、がんの経口薬の開発に意欲を示した。
坂口さんは京都大大学院を中退し、同センター研究所で自己免疫疾患の研究に取り組んだ。妻教子さんとの出会いの場でもあるといい「私の出発点ともいえる特別な場所」と振り返った。
「頭痛がしたらアスピリンを飲む。それくらいがんが普通の病気になるために研究していかなければならない」と意気込んだ。講演会には医学生や同センター職員ら約260人が参加した。









