WBCで大谷翔平(31)は、2連覇を目指す日本代表をプレーで引っ張るだけでなく、今回は精神的な支柱も担う。30選手の輪の中心にいるスターは「年々、下の世代が増えていく。年を取ったなと毎回思う。若々しく素晴らしいチーム」と笑顔で仲間を評した。
現代野球を象徴する存在だが、実績をおごることはない。「僕自身が気を使われるのが嫌なタイプ」。代表合流後も遠慮する若手に自ら気さくに声をかける。
3日に行われた強化試合。日本代表は塁上でお茶をたてるしぐさを見せた。考案者は北山亘基投手(26)。3年前は「ペッパーミル」パフォーマンスが定着。今大会用に大谷から新しいものを考えるよう指名されたという。
「たてる」は漢字で「点てる」。しぐさも野球のダイヤモンドをかき回しているようで、北山は「点を取っていこう」との意味を込めたと説明。「大役」に緊張で寝られなかったそうで「一番中心の選手に声をかけてもらえるのはありがたい」と頬を緩めた。
一体感の重要性を誰よりも知る大谷。「全体的に素晴らしいコミュニケーションが取れている」









