平安神宮(京都市左京区)は6日、境内で保管する現存最古級の路面電車「京都電気鉄道電車」の修繕完了を記念する式典を開き、雄姿を取り戻した車両を報道機関に公開した。文化庁によると、国指定重要文化財(重文)の鉄道車両を本格的に修繕した初の事例。見学通路など周辺整備が終わる4月以降、一般公開する予定。
平安神宮によると車両は、日本初の路面電車として1895年に開業した京都電気鉄道で使用され、1911年の製造。61年の廃線後、神宮に譲渡された。国産路面電車の先駆けとしての価値を評価され、2020年に重文に指定された。
経年劣化が激しく、25年2月に修繕事業を開始。譲渡された当時の姿に戻すことを目指した。









