米南部ケンタッキー州ヘブロンで演説するトランプ大統領=11日(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は11日、南部ケンタッキー州ヘブロンで演説した。与党共和党内で自身に批判的なマシー下院議員の選挙区で、マシー氏を「最悪の人物」「共和党の災い」と罵倒。11月の中間選挙に向けた共和党予備選に「刺客」として擁立した農家エド・ギャルライン氏の支援を本格化させた。

 現職議員に対抗馬を送り込んだ5月の予備選はトランプ氏の政治的求心力を占う。演説ではマシー氏が共和党の法案に反対し、野党民主党と共に行動していると批判。ギャルライン氏を「私の完全かつ全面的な支持を得た愛国者だ」と紹介し、壇上に呼んだ。

 第2次トランプ政権への審判となる中間選挙は、生活費の高止まりへの対応が最大の争点となる見通し。トランプ氏は鶏肉や卵、チーズなどの食品や住宅の価格について「(昨年1月の)私の就任時より大幅に下落している」と主張。米国のイラン攻撃に伴う原油高に関しても「下がる」と強弁した。

 演説に先立ち交流サイト(SNS)には、マシー氏が予備選で「大敗するだろう」と投稿した。