滋賀県日野町で1984年、酒店経営の女性=当時(69)=が殺害され手提げ金庫が奪われた「日野町事件」の再審開始が決まったことを受け、服役中に75歳で病死した阪原弘さんの家族が18日、命日に合わせて同町で墓参りをした。長男の弘次さん(64)は墓前で「生きて救いたかった。無罪判決まで見守っていて」と語りかけた。
阪原さんは任意同行後の取り調べで「自白」に追い込まれ、強盗殺人罪で起訴された。公判では一貫して無実を訴えたが無期懲役が確定し、2011年3月18日に病死。今年2月に再審開始が決まり無罪の公算が大きいが、検察側が有罪立証をするかどうかが焦点となっている。








