北海道の鈴木直道知事は21日、北海道新幹線の札幌延伸区間の新函館北斗―新八雲(仮称)にあり、地質不良などの影響で建設工事が難航する渡島トンネルの台場山工区を視察した。
現場では建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構の職員が、通常より崩れやすい坑内の地質について説明。鋼材を追加するなど対策を重ね、慎重に作業する状況を伝えた。鈴木知事は視察後、報道陣の取材に「工事の厳しさを再認識した。安全優先に、一日も早い開業に向け努力してほしい」と話した。
約212キロの延伸区間は2012年に着工。トンネルが約8割を占めるが、巨大な岩の塊が見つかるなど工事が遅延し、開業は38年度末ごろの見通しとなっている。







