【北京共同】肥満が社会問題となっている中国で、国を挙げてのダイエット大作戦が展開されている。健康的なライフスタイルを普及させ、糖尿病など生活習慣病の増加を防ぐ狙い。「ぜい肉を牛肉に交換しよう」と銘打ち、減量分に応じて牛肉をプレゼントする企画を打ち出すコミュニティーも現れた。
中国では成人の半数以上が肥満か過体重とされ、危機感を抱いた中国政府は2024年から約3年間の「体重管理年」キャンペーンを始めた。
江蘇省無錫市のある行政機関は今年3月、小太りの住民を対象にユニークなダイエット企画を始めた。減量10キロを上限に牛肉や牛骨などに交換できる。応募者は3800人を突破。23日に初回の体重測定があった。
国家衛生健康委員会の雷海潮主任は、「行動を起こしてこそ良好な健康状態を維持できる」と訴えた。韓俊農業農村相も「中国国民は油の摂取量が多く、豆や乳製品が少ない」とし、油を控えるよう呼びかけた。
中国では経済発展による生活水準の変化により肥満が増加。政府調査で、肥満か過体重とされた成人は18年に計50・7%に達した。







