【イスタンブール、ワシントン共同】イラン国営英語放送局プレスTVは25日、イランが米国に対し、交戦終結の条件として攻撃・暗殺の完全停止や賠償金の支払いなど5項目を提示したと報じた。米側の要求にイラン高官が「過剰だ」と反発したと伝えた。レビット米大統領報道官は、イランが現実を受け入れなければ「かつてなく激しい攻撃を受ける」と警告。高官協議を模索する中、双方の駆け引きは激化している。

 イランのアラグチ外相は25日、国営テレビの番組で、米国の要求について「仲介国を通じて提示され、検討中だ」と述べた。プレスTVは、イランが米国の要求を拒否すると報じたが、レビット氏は記者会見で「交渉は続いている」と述べた。

 プレスTVによると、5項目は他に(1)交戦再開を防ぐ仕組みの確立(2)親イラン組織への攻撃停止(3)ホルムズ海峡に関するイランの権利の保証。イラン高官は、全てが受け入れられることが停戦の前提だと仲介国に伝達したとし、それまでは「いかなる交渉も行われない」と主張した。