職員採用の「国籍要件」を復活させ、外国人採用を取りやめる検討を始めた三重県が1〜2月に実施した1万人を対象とする県民アンケートに、外国籍住民が含まれていなかったことが26日、県への取材で分かった。アンケートには国籍要件復活の是非を問う質問も含まれていた。

 外国籍住民が含まれていなかったことに対し、同県伊賀市の男性(76)は、地方自治法や、差別解消と人権尊重をうたう県の条例に違反すると指摘。アンケート委託先に経費約793万円を支出しないよう求めて同日、住民監査請求した。

 アンケートの実施要領では、調査対象は「県内居住の18歳以上の方」としていたが、選挙人名簿から抽出したため、日本国籍の住民のみとなった。