広島市の松井一実市長は27日の定例記者会見で、戦前の「教育勅語」を資料に引用して行っていた新規採用職員向けの講話を2026年度は取りやめると明らかにした。市長就任翌年の12年から毎年続けていた。
松井氏は22〜25年、「生きていく上での心の持ち方」と題した市長講話の資料に教育勅語の「爾臣民、兄弟に、友に」と博愛や修学、公益を説く部分を英訳付きで掲載してきた。「先輩が作り上げたもので良いものはしっかりと受け止め、後輩につなぐことが重要」と明記していた。
23年12月に報じられると被爆者団体が「戦争や原爆を招いた時代の教育理念だ」と抗議していた。








