【北京共同】中国がベトナムと領有権を争う南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島で新たに人工島を造成していることが27日までに明らかになった。米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が衛星画像を分析し、中国が南シナ海で造成した人工島で最大規模となる可能性があると指摘した。ほかの人工島と同様に軍事拠点として利用する懸念がある。周辺国や米国との摩擦の要因となりそうだ。
南シナ海で中国による大規模な人工島造成が確認されたのは2017年以来。人工島を造成しているのは羚羊(アンテロープ)礁で、中国海南省三亜から約300キロ、ベトナムのダナンから約400キロに位置する。
中国は昨年10月に造成に着手し、埋め立てを加速。面積は既に1490エーカー(約6平方キロ)に及び、西沙諸島で最大の永興(ウッディー)島を上回った。中国の南シナ海の最大拠点で南沙(スプラトリー)諸島にある美済(ミスチーフ)礁で造成した人工島の1504エーカーに迫っている。
この数週間に羚羊礁の人工島の数カ所で建設工事を開始した。










