【イスタンブール共同】イラン革命防衛隊に近いファルス通信は3日、米国が2日、仲介国を通じてイランに48時間の停戦を提案したと報じた。イランは拒否し「激しい攻撃で回答した」としている。イラン指導部は徹底抗戦の姿勢を崩しておらず、パキスタンが仲介する米イラン協議は実施のめどが立っていない。

 イランは3日もペルシャ湾岸のアラブ諸国やイスラエルに向け、ミサイルや無人機を発射。アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビ当局は防空システムが迎撃した際、破片がガス施設に落ちて火災が起き、施設に重大な被害が出たと明らかにした。1人が死亡し、複数が負傷したという。

 中東メディアによると、UAEのアルミニウム製錬大手エミレーツ・グローバル・アルミニウムは、イランの攻撃を受けたアブダビの工場が操業停止を余儀なくされたと表明。復旧には最長12カ月かかる可能性がある。

 一方、イランの首都テヘランでは3日午後11時半ごろ、戦闘機が飛行するようなごう音のほか、複数回の爆発音が聞こえ、上空には閃光が走った。