― セキュリティ対策Labが導入の舞台裏をインタビュー ―

合同会社ロケットボーイズ(本社:〒141-0032 東京都品川区大崎4丁目1−7、以下 当社)が運営するセキュリティ専門メディア「セキュリティ対策Lab」は、auじぶん銀行 におけるAIを活用した不正送金対策の取り組みについて、リスク管理本部 副本部長 小玉尚史氏への独占インタビュー記事を公開しました。

 

▼記事はこちら

https://rocket-boys.co.jp/security-measures-lab/interview-au-jibun-bank-ai-bank-transfer-challenge/

 

■ 背景:高度化する金融犯罪とルールベース検知の限界

 

近年、フィッシング詐欺や不正送金の手口は急速に高度化しており、従来のルールベースによる検知では対応が困難なケースが増加しています。

多くの金融機関で採用されているルールベースの対策は、既知のパターンには有効である一方、新たな攻撃手法への追従には限界があり、誤検知の増加による顧客体験の低下も課題となっていました。

 

■ 概要:AI導入により誤検知を大幅削減し利便性と安全性を両立

 

auじぶん銀行では、この課題に対し「不正送金対策としてAIを組み込む」という先進的な取り組みを実施しました。

インタビューでは、以下のポイントが明らかになっています。

 

・AI導入により振込保留の誤検知を大幅に削減 ルールベースとAIのハイブリッド運用による柔軟な対策

・リアルタイム処理における性能劣化を防ぐシステム設計 AIを「育成する存在」と捉えた継続的な学習

・改善体制

 

特に、従来は多数発生していた振込保留を大幅に抑制しながらも、不正検知の精度を維持している点は、金融機関におけるAI活用の先進事例として注目されます。

 

■ 技術的ポイント:AIと既存システムの最適な役割分担

 

本プロジェクトでは、以下のような設計思想が採用されています。

 

・AIは「判定処理」に特化 データ加工・分岐処理は既存システム側で実施 応答速度を重視したリアルタイム設計

 

・AI停止時もルールベースで継続可能なBCP設計

 

また、未知の攻撃手法に対してはルールベースの閾値を迅速に調整できる仕組みを残すことで、AI単独に依存しない堅牢なセキュリティ体制を実現しています。

 

■ 組織面の成功要因:経営主導とPoC文化

 

経営層がAI活用を明確に推進 PoC(概念実証)を前提とした意思決定 新技術を積極的に取り入れる企業カルチャー特に「まず検証してみる」という文化と経営層の理解が、金融機関におけるAI導入を成功に導いた重要な要因とされています。

 

 

■ セキュリティ対策Labについて

 

セキュリティ対策Labは、企業の情報システム部門・セキュリティ担当者向けに、サイバー攻撃事例、脆弱性情報、対策ノウハウを発信する専門メディアです。

自社でダークウェブの解析も実施し、独自情報も配信

 

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