株式会社インフォマート
給食業界をはじめとする複雑な発注書を柔軟に読み取り、工数や処理時間を大幅に削減

デジタルの力であらゆる業務を効率化する株式会社インフォマート(本社:東京都港区 代表取締役社長:木村 慎、以下「当社」)は、当社と株式会社invox(本社:東京都新宿区 代表取締役:横井 朗、以下「invox」)が協業して提供する「発注書AI-OCR(invox)」において、新機能『読み取りAIエージェント』を2026年4月より搭載します。
本機能により、AIがユーザーの指示を学習することで、従来は困難だった“意図通りの高精度なデータ化”を実現し、受注処理にかかる工数や時間を大幅に削減できます。



■ 機能リリースの背景
企業のバックオフィス業務ではデジタル化が加速していますが、取引先から届く発注書などの帳票は、依然として各社独自のレイアウトや書式が混在しており、標準化が進んでいないのが現状です。そのため、従来のAI-OCRでは読み取りが難しいケースもあり、受注業務の完全自動化を阻む大きな壁となっていました。
特に給食業界では、同一の商品に対して複数の納品日や納品場所が指定されるなど、極めて複雑な形式の発注書が多く存在します。このような発注書は、従来のAI-OCRではデータを正しく認識することが難しく、結果として受注担当者が目視で確認し、手作業で数値を入力・修正する手間が大きな負担となっていました。
そこでこの度、受注業務において、より一層の効率化を図るべく、「発注書AI-OCR(invox)」に新機能『読み取りAIエージェント』を搭載します。AIがユーザーの指示を学習し、“意図通りの高精度なデータ化”を実現することで、受注処理にかかる設定工数や時間を大幅に削減し、業務の生産性向上に貢献します。


■ 機能概要
≪納品日の複数指定など複雑な形式の発注書を読み取り可能に≫
『読み取りAIエージェント』により、AIに対して発注書の読み取りルールやデータの変換方法を直接指示できるようになります。AIが「どの項目をどのように抽出するか」というユーザーの意図を汲み取ってデータ化するため、以下のような複雑な形式の発注書も読み取り可能です。

・同一商品で納品日や納品場所が複数に分かれているケース
・項目が縦横に不規則に並んでいるケース

これにより、従来は帳票ごとに必要だった「読み取り範囲の指定(座標指定)」の手間が不要になり、入力業務の精度と効率が大幅に向上します。
また、本機能には大規模言語モデル(LLM)を活用しており、「納品日の列。空欄の場合、前の行と同じ値にする」といった細かな処理ルールを、日常的な言葉(自然言語)で設定できるのが大きな特徴です。



≪取引先や納品日ごとに並び替え、チェックが容易に≫
取引先から受け取った発注書の明細部分を表示する際に、納品場所や納品日ごとに並び替えて確認できるようになります。横長の表も縦方向にグルーピングして確認できるため、受注担当者による目視確認の負担を軽減できます。






当社は、今後もお客様のニーズに合わせた機能拡充を進め、フード業界の『受注請求デジタル化100%』を目指すとともに、企業のバックオフィス業務のデジタル化・効率化に貢献してまいります。

▼本機能の特設ページはこちら
https://lp.infomart.co.jp/ai-ocr/release/llm


■ 先行してご利用いただいたお客様の声(尾家産業株式会社 ご担当者様)
本機能のリリースに先立ち、2026年3月よりテスト環境をご利用いただいた尾家産業株式会社様より高い評価をいただきました。

本機能利用前の課題
得意先様の独自書式の発注書は位置ズレや縮尺の変化に弱く、マッピングが少しでもずれると誤読が頻発していました。そのたびにレイアウトを再登録する修正作業に1枚あたり3~5分かかっていました。また、給食業界特有の複数の納品日が混在する発注書では、商品を一つずつ選択して手動で納品日を分割する必要があり、さらに1~2分かかるなど、多大な工数が課題となっていました。

本機能利用後の効果
『読み取りAIエージェント』は、AIが内容そのものから項目を判断するため、ズレによる誤読や3~5分かかっていたレイアウトの再設定がほぼゼロになりました。1~2分かかっていた納品日の分割作業も自動化により大幅短縮され、1枚あたりの処理時間は従来比で60~70%削減されました。

また、本機能により読み取り精度が安定したことで、今後はより多くの種類の発注書を「発注書AI-OCR(invox)」でデータ化できる見通しが立ちました。これにより削減できた時間は、営業支援資料の作成や発注傾向・在庫の分析など、従来の“作業中心”から“判断・分析中心”の付加価値の高い業務へシフトさせ、働き方改革を進める見込みです。単なる作業に追われるのではなく、「考えることに時間を使う働き方」へ移行できる準備が整ってきています。


■ 当社 フード事業部門 執行役員 齋藤 文彦より
当社はフード業界の生産性向上に向けた『受注請求デジタル化100%』を推進しております。これまで多くの受注デジタル化を実現してまいりましたが、特に給食業界や食品卸の現場では、同一紙面内での複数納品指定など複雑な発注形式が多く、従来のAI-OCRでは対応しきれないアナログ業務が依然として大きな負担となっていました。
今回の『読み取りAIエージェント』は、LLMの活用によりAIが“人の意図”を汲み取ることで、こうした現場特有の壁を打破する画期的な機能です。本機能を通じて、受注業務のさらなる効率化を支援し、フード業界全体のDX加速に貢献してまいります。


■ 本機能に関するセミナーを4月14日(火)に開催
本機能の搭載に伴い、デモを用いた活用セミナーを2026年4月14日(火)に開催します。複雑な発注書を柔軟に読み取り、工数や処理時間を大幅に削減できる次世代AI-OCRの仕組みをぜひ体感してください。



■ 本機能についてのお問い合わせ先





■ サービス概要






FAXやメール(PDF)で受け取った発注書をinvoxの「発注書AI-OCR(invox)」(※)がデータ化し、「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」に自動で連携します。その受注データを「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」から基幹システムに取り込むことで、全ての受注をデータ化し、入力作業を削減することができます。
URL:https://www.infomart.co.jp/asp/seller/ai-ocr/index.asp

(※)「発注書AI-OCR(invox)」は「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」の有料オプション機能です。ご利用の際は「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」のID登録が必要になります。 


■ インフォマートについて
1998年の創業以来、企業間取引における請求・受発注等の業務効率化を実現するクラウドサービスを提供・運営しています。主力サービスの「BtoBプラットフォーム」は、125万社以上が利用。プラットフォーム内の総流通金額は年間71兆円以上。

 会社名:株式会社インフォマート(東証プライム市場:2492)
 代表者:代表取締役社長 木村 慎
 本社所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階
 設立:1998年2月13日
 資本金:32億1,251万円(2025年12月末現在)
 事業内容:BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営
 従業員数:856名(連結)、828名(単体)(2025年12月末現在)
 URL:https://corp.infomart.co.jp/
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