第3ラウンド、17番でパーパットを外した松山英樹。通算2アンダーで29位=オーガスタ・ナショナルGC(共同)

 男子ゴルフのマスターズ・トーナメント第3ラウンド、強い西日が照りつける終盤の17番。1mのパーパットがカップの右縁をなめて外れると、松山英樹は落胆の表情で天を仰いだ。18番も2mを決められず、痛恨の連続ボギーで72。1打も伸ばせずトップとは9打差で逆転優勝は絶望的となった。「小さなミスが重なっている感じ。最後まで気持ち良く回らせてくれない」とあきれ顔だった。

 グリーン上で精彩を欠いた。1番で1・5mのチャンスを決められず、好ショットからの3連続バーディーで迎えた6番は2mを外してボギー。流れを失い、後半も12番(パー3)で第1打を1・5mにつけた好機を生かせず巻き返せなかった。「入ってくれたら良かった」と肩を落とす。

 マスターズで54ホールを終えて9打差から逆転優勝した例は過去にないが、闘争心はまだ消えていない。「やる気はあるんですけど。3日間、悪いゴルフはしていないと思うので、続けて結果だけを待つ」と話し、練習グリーンで黙々とボールを転がした。