内閣府は14日、自宅で誰にもみとられずに亡くなる「孤立死」をした人が2025年の1年間で2万2222人だったとの推計を公表した。政府として初めて推計した24年より366人増えた。全体のうち男性が8割を占め、65歳以上の高齢者は全体の7割に達した。1人暮らし(単身世帯)が増加し、孤独・孤立の問題が深刻化するとの懸念があり、政府は対策を急ぐ。

 自宅で死亡した1人暮らしの人のうち、死後8日以上が経過して発見されたケースを「生前、社会的に孤立していたと強く推認される」として「孤立死」と位置付けた。警察庁のデータを用いて推計した。自殺も含まれる。

 推計によると、孤立死は男性の1万7620人に対し、女性は4598人だった。性別不詳は4人。65歳以上は計1万5911人だった。

 5歳ごとの年齢階級別に見ると、75〜79歳が最多で4329人。70〜74歳が4047人、65〜69歳が3173人、80〜84歳が2532人と続いた。いずれの年齢階級でも男性の方が女性より多かった。15歳未満は男女ともにゼロだった。