合弁会社の工場から運び出されるホンダの乗用車=2020年7月、中国・武漢(共同)

 ホンダが中国で一部工場の稼働を休止することが17日、関係者への取材で分かった。中国での販売不振を受け、ガソリン車の生産を減らす。中国国有大手、広州汽車集団との合弁会社が運営する工場の一部では近く生産を終える方針。東風汽車集団との合弁会社の工場でも一部休止を検討しているとみられる。

 ホンダは中国に合弁会社を通じて広州と武漢に四つのガソリン車の生産拠点を持ち、年間の生産能力は計96万台。ほかに電気自動車(EV)の生産拠点も二つある。工場の一部休止で過剰となっている生産規模を縮小し、収益の改善を図る。

 中国での2025年の生産台数は前年比16・4%減の68万台だった。中国製のEVの台頭で販売が苦戦している。