遡上する天然の稚鮎=2024年5月、岐阜市の長良川

 気候変動による伊勢湾の水温上昇により、長良川の鮎が冬季に海洋で生活する期間が、過去30年で12日程度短くなっていることが、県や岐阜大、長野大の共同研究で分かった。長良川の鮎は河川の水温上昇による産卵時期の晩化傾向と合わせ、より南方の鮎の生活史(誕生から死までの過程)により近づいていることが明らかになった。

 長良川の鮎は秋に中流域でふ化し、...