ウクライナ西部の収容所で整列する捕虜たち=2月(共同)

 【ロンドン共同】英外務省は5日、だまされた移民をウクライナ侵攻の前線に送り、ロシアのために戦わせているなどとして、人身売買組織の責任者ら22人と13団体に制裁を科すと発表した。中東やアフリカからの移民が多く「弱い立場の人々を搾取する野蛮極まりない行為だ」と非難した。

 ウクライナのシビハ外相は5日、X(旧ツイッター)への投稿で、英国による制裁発表は「ロシアの軍事力の弱体化につながる」と歓迎した。

 発表によると、イラクやシリア、ナイジェリアなどの移民がロシアからウクライナに送られ、最低限の訓練を受けただけで前線に投入されている。ドローンの製造に従事させられている移民もいるという。