磐越自動車道で新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡したマイクロバス事故で、バスを運転し、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕された無職若山哲夫容疑者(68)=新潟県胎内市=が今年に入り、車の事故を複数回起こしていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。福島県警が経緯を調べる。
県警は同日、若山容疑者を送検した。
県警によると、バスにはドライブレコーダーが搭載されていなかった。現場は緩やかな右カーブで、目立ったブレーキ痕はなかった。若山容疑者は「速度の見極めが甘かった」と供述し、居眠りは否定している。
県警は8日、バスを手配した新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」を家宅捜索した。若山容疑者は旅客運送が目的の車を運転するのに必要な「2種免許」を所持しておらず、運転することになった経緯も調べる。
逮捕容疑は6日午前7時40分ごろ、福島県郡山市の磐越道上り線で男子ソフトテニス部員20人を乗せたバスをガードレールなどに衝突させ、稲垣尋斗さん(17)を死亡させたほか、17人に重軽傷を負わせた疑い。








