9日、第2次大戦での対ドイツ戦勝81年を祝う軍事パレードに参加したロシアのプーチン大統領(右から2人目)とベラルーシのルカシェンコ大統領(左から2人目)=モスクワ(タス=共同)
 2022年5月、モスクワの赤の広場で開催された対ドイツ戦勝77年の軍事パレード。最新鋭戦車T14アルマータも参加した(タス=共同)

 【モスクワ共同】9日にモスクワ中心部、赤の広場で開催された対ドイツ戦勝81年の軍事パレードは、恒例の戦車など大型兵器の行進が見送られた。2022年のウクライナ侵攻開始以降、戦勝80年の節目だった昨年を除くと参加兵器数は縮小。軍事力を内外に誇示する国民的祝日の「兵器不在」は、長引く侵攻での損耗や、軍備を最前線に集中させ余剰戦力を欠くロシア軍の実情を反映している可能性がある。

 ロシアメディアによると、侵攻開始の2カ月半後に行われた22年のパレードは、最新鋭戦車T14アルマータを含む130超の兵器が参加。兵器数は23年に125、24年は約70と減った。戦車は23、24年は第2次大戦期の旧式1両だけだった。