左右の本格派に、カット型。日本女子の3人が持ち味を発揮して強豪ドイツを退け、目標とする55年ぶりの優勝へまた一歩前進した。ロンドンでの世界卓球団体戦で9日、6大会連続で決勝に進み、張本美は「とてもうれしい」と喜びを口にした。
シードを決めるリーグ戦では3―1で勝ったが、準決勝では起用順が変わり、同じカードはなかった。第1試合を託された右の張本美は、43歳のハンと対戦。カット型のベテラン相手に第1ゲームを落としたが、第2ゲーム以降は台上で崩して強打で巻き返した。「勝ってつなげられて良かった」と安堵した。
左の早田は異質ラバーのウィンターの球質に慣れず0―2と追い込まれたが、3ゲームを連取して逆転勝ち。「冷静に自分ができることや、何を変えればいいかを考えながら進めることができた」と言い、カットの橋本も安定感を発揮した。
過去5大会は決勝で中国の壁を破れず、銀メダルだった。張本美は「今回は金メダルだけを目指す」と繰り返してきた。1926年にロンドンで第1回大会が開催されてから100年となる節目の大会で、悲願達成まであと1勝に近づいた。(共同)














