小学生女児の後をつけ住宅に侵入するなどして女児10人に性的暴行を加えたとして、強制性交致傷などの罪に問われた元病院職員柳本智也被告(30)の控訴審判決で大阪高裁は11日、検察側の求刑通り無期懲役とした一審大阪地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
坪井祐子裁判長は判決理由で「女児の人格の根幹を傷つける卑劣、悪質の極みだ」として有期懲役刑の範囲内にとどめるのは困難とした昨年2月の一審判決は不合理ではないと判断。計画性があり、重い内容の性的加害も多数あるとして「厳しい評価をせざるを得ない」と指摘した。
弁護側は被害者へ弁償したなどとして懲役20年が相当と主張した。








