【ソウル共同】国連のターク人権高等弁務官は13日、訪問先の韓国で記者会見し、北朝鮮の人権状況に関して「深刻な人権侵害は今も続いており、見過ごされてはならない」と訴えた。国民の生活を犠牲にして軍事関連の投資を優先していることに「懸念」を示した。

 ターク氏は、北朝鮮が「世界の注目が過ぎ去ることを当てにしている」と批判。国際社会に対し、北朝鮮の状況は「人権危機」との意識を持って対応すべきだと述べた。

 ターク氏は12〜14日の日程で韓国を訪問し、金民錫首相や趙顕外相と会談。脱北者とも面会し、北朝鮮に残した愛する人への切ない思いを抱えながら、韓国で生活している現状についても話を聞いたという。