【ソウル共同】韓国南西部・光州市で1980年、民主化を求めた市民らに軍が発砲するなどして160人以上が殺害された光州事件の発生から46年を迎えた18日、犠牲者を悼む政府主催の追悼式典が同市の「5・18民主広場」で開かれた。李在明大統領は演説で、「凄惨な暴力に直面しても最後まで人間の尊厳を守り抜いた崇高な精神を忘れない」と述べた。
李氏は、民主主義を守ろうとした光州事件の精神を憲法前文に明記する必要性を改めて訴え「政治的な利害関係を超えた国民との約束だ」と与野党に協力を呼びかけた。
2024年末の「非常戒厳」宣言にも触れ、軍に抵抗した光州事件の教訓を踏まえ、市民が「武装した戒厳軍を素手で食い止めた」とたたえた。
事件を巡っては、当時、国軍保安司令官だった故全斗煥元大統領が退任後、内乱罪などに問われ、1997年に無期懲役判決が確定(特赦で出所)した。回顧録で事件を「暴動」と主張するなど自身の責任を認めないまま、2021年に死去した。
5・18民主広場は、市民が最後まで抵抗した旧全羅南道庁舎前に位置している。





