少子化や大学入試改革で今、高校を取り巻く環境は大きく変化しています。岐阜新聞デジタルは各校の校長らトップにインタビュー。今回は岐阜女子高校(羽島郡岐南町)の折戸敏仁校長(65)にうかがいました。県内で2校しかない女子校のうちの一つです。国公立大学合格から調理師資格取得まで、生徒たちの幅広い進路実現を応援しています。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
―特徴は。
県内に2校しかない女子校の一つで、普通科と食物科がある。食物科は卒業時に国家資格の調理師免許が取得できる。調理師免許といってもシェフになるだけが道ではない。パティシエになりたいと製菓関係の専門学校に進んだり、管理栄養士を目指して大学に進学したりする生徒がいる。本校での学びを通じ、自分に合った進路を選択していく。
―食物科の特徴を詳しく。
元ホテルのコックやレストランの経営者らプロを講師として招き、授業をしてもらっている。3年生になると「総合調理実習」という授業がある。生徒たちが作った料理を教員が1食500円で「試食」し、味付けや量、接客態度などを試食評価表でフィードバックするユニークな取り組みだ。
生徒にとっては日頃の学びの成果を披露する実践の場であり、私たち教員も「生徒がどんなものを作ってくれるか」と楽しみにしている。エビチリやみそ煮込みうどんなど、和洋中さまざまな料理が出てくる。生徒たちの成長を感じることができる。
―ぎふ農業協同組合(JAぎふ)とも連携している。
JAぎふ・おんさい広場はぐり(岐南町三宅)で生徒が作ったお弁当やお菓子を販売させてもらっている。JAから「イチゴを使った新しいスイーツを考えてほしい」と提案されることもあり、生徒たちにとって貴重な学びの場となっている。
―地域との関わりを重視している。
校長になってから心がけているのは、本校を地域の人に知ってもらうことだ。本校の生徒が地域を知ると共に、地域の人に本校を知ってもらいたい。...









