【ブリュッセル共同】アフリカのコンゴ(旧ザイール)のルムンバ初代首相が1961年に暗殺された事件を巡り、旧宗主国ベルギーの裁判所が公判開始を命じていた93歳のベルギー人元外交官が18日、死去した。ロイター通信が報じた。公判は開かれないまま、手続きは終了となる。
元外交官はルムンバの違法拘束や移送に関わり戦争犯罪に加担したとされ、ルムンバの盟友2人殺害への関与も問われていた。裁判所が今年3月に公判開始を命じたが、元外交官は決定に異議を申し立てていた。
ベルギー政府はルムンバ暗殺について、道義的責任を認めて2002年に謝罪。遺族が11年、ベルギーの政府・軍関係者10人を告訴し、元外交官は唯一の存命者だった。






