【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)の議長を5月に退任したパウエル氏の政策運営を振り返る民間研究所主催のシンポジウムが2日、歴代議長らが参加してワシントンで開かれた。バーナンキ元議長は「個人も組織も非常に困難な時期だったが、素晴らしい仕事をしてFRBを守った」と評価した。連邦議会とのコミュニケーションなどが支えになったとの認識を示した。
パウエル氏は在任中、大幅利下げを求めるトランプ大統領から執拗な攻撃を受けた。バーナンキ氏は、パウエル氏が議員と密に意思疎通を重ね、FRBの行動に理解を得ていたと分析。金融政策を決める会合後の記者会見を重視して市場や国民に分かりやすく説明し、FRBをより身近な存在にしたと語った。
最後にあいさつしたイエレン元議長は「他の議長も政治的圧力を受けたことがあったが、パウエル氏への攻撃はより広範なものだった」と指摘した上で、パウエル氏は冷静に、模範的に対応したとたたえた。







